在宅での認知症介護はどこからが限界なのかを検証するブログ

訪問介護士が「認知症高齢者の介護」を行うときの注意点

      2016/06/17

・訪問介護士について

介護サービスにはさまざまなものがありますが、大きくわけると「居宅サービス」「施設サービス」「地域密着型サービス」の3つに分類できます。

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1・「居宅サービス」は自宅にいながらにして受けられる介護サービスです。主なものに「訪問介護サービス」「訪問入浴介護」「訪問看護」などがあります。介護士や看護師が利用者の自宅を訪問するスタイルを想像しますが、通所介護のように、利用者本人が介護施設に出向いて受けるサービスもあります。

 

2・「施設サービス」は介護施設に入所して介護サービスを受けるものです。特別養護老人ホームや介護老人保健施設、また民間運営の有料老人ホームに入所して介護サービスをうけるスタイルです。

 

3・「地域密着型サービス」は平成18年に創設された、比較的新しい介護サービスです。その地域の住民向けの介護サービスで市町村ごとに実施する介護サービスに違いがあります。手厚いサービスが受けられる地域もある反面、地域密着型サービスを一切提供していないところもあります。

主なものに「認知症対応型通所介護」「小規模多機能型居宅介護」「グループホーム」などがあります。

 

ここでは訪問介護士(ヘルパー)のことについて書いています。訪問介護士が行う訪問介護は、1番の「居宅サービス」に属するものです。訪問介護士が利用者の家をまわり、それぞれの利用者に必要な介護サービスを提供します。

訪問介護士は国家資格である介護福祉士、また国家資格ではないものの、一定の講習を受け、試験に受からないと修了できない実務者研修修了者、介護職員初任者研修修了者でなければ仕事ができません。

有資格者のみが働けるジャンルです。そのため時給や月給が高めに設定されています。ただ夜勤がありませんので、夜勤手当はつきません。その点は施設に勤務する介護士の方が有利です。

 

・もしも利用者が認知症高齢者であったら……

 

認知症高齢者は「認知症」という病気にかかっています。この病気を発症してしまうと人によっては幻覚や幻聴を感じたり、猜疑心から妄想にとらわれることがあります。

よく聞くのが「物盗られ妄想」です。財布を置き忘れただけなのに、置き忘れたという事実を忘れて家族や親族の誰か(とくに一番身近にいて信頼している人)に「お前が財布を隠した」「財布を盗んだ」と言いがかりをつける症状です。

訪問介護士が認知症の利用者宅を訪問したときに、この「物盗られ妄想」で泥棒呼ばわりされたら……。一体どのように対応すればいいのでしょうか?

増加している訪問介護ヘルパーや介護職員による窃盗】こちらのブログには増える訪問介護士の犯罪について書かれています。大変参考になりますので、ぜひお読みください。

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・プロ意識欠如も甚だしいですが、もしも訪問介護士が財布を盗んだら……

 

「あなたが私の財布を盗んだ」と言われたら……。もしあなたに心当たりがあれば、素直に認めて謝罪することがベストです。「私がやったんじゃない、もう一人の訪問ヘルパーが盗んだ」などとウソをつけば心証は非常に悪くなりますし、ウソはすぐに見破られます。

勤務先を退職させられるか、謹慎させられるかもしれませんが自業自得です。プロ意識のない職員、犯罪に走る心の弱い職員は自ら潔く身を引くべきでしょう。

 

・もしも濡れ衣を着せられたら……

 

もしも財布など盗んでいないのに「泥棒だ」と言われたら、身に覚えのないことならキッパリと身の潔白を主張しましょう。面倒くさいからと言って「私が盗みました」とは絶対に言わないでください。

 

認知症高齢者の場合、記憶障害となっていることが多々あり「あなたが財布を盗んだ」と言っても、しばらく経つと騒いだことすら忘れてしまいます。もし濡れ衣を着せられたとしても「一緒に財布を探しましょう」と落ち着いて行動することです。

 

一緒に財布を探している間に「財布を探していること」すら忘れてしまいます。またこのようなトラブルがあった場合、勤務先の上司に報告することも忘れずに。ほかの職員も同じような被害に遭う可能性があります。

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